負けるチームの特徴

野球

情報不足
慢心
思い込み。

どんなことにも共通することやろうから
しっかりと記憶しておくためにも書いておこうと思います。

自分が開業した接骨院が閉院したのは自分の力不足です。
それがどう力不足だったのか?
何が足りなかったのか?

分析するとは全て上に書かれたことをに
集約されているんじゃないかなと思います。

まず、開業時には経営に関する勉強をほとんどしてこなかったこと。
つまり情報不足です。

この場所にはこの時間にこのぐらいの人通りがあって、こんな方に来ていただければお役に立てる、だからこんな広告・宣伝をしてこのぐらい来てもらおうということを丸っきりやらずに開業しました。

無謀です(苦笑)

でも、心のどこかで

「開業したらいけるやろ、どうにかなるやろ」みたいな気持ちがあったと思います。

完全に慢心ですね。

そして、このままではいけないと思いながらも行動できず
「どうにもならん」と思い込みながらもがき閉院しました。

ホント何とでもなるし何とでもできると思っていたら、
大間違いだったという話しです。

野球に当てはめると
相手チームの投手はオーソドックスな速球派なのか技巧派なのか?

打撃のキーマンは誰なのか?
どのコースが得意なのか苦手なのか?

どういった戦術でくるのか?
どうすれば嫌がるだろうか?

などなど

どんなチームが相手でも
情報が多いに越したことはありません。

自分たちの野球をするだけで勝てるチームならいいですが、
それでも結果がわからないのが高校野球。

夏のトーナメントではなおさらです。
これだけ練習したからという自信は大事です。

それが「これだけやったから大丈夫やろ」とか「公立やからいけるやろ」とか「前勝ってるから」という考えで慢心にならないようにしたい。

自分たちのチームも最後の夏は慢心でやられましたから…

こうなってほしいという期待が
こうなるはずという願望に変わり
これが正しい!と思い込む。

すると視野が狭くなりスキを生む。

まとめです。

思いこみとは、「これで良いはず」「正しいはず」と検証もせずに判断してしまうことです。

最初は「こうであってほしい」という願望が次第に「こうなるはずだ」とすり替わってしまう。

物事を多角的に見れていないと、思いこみに変わってしまいます。

自分では「きっとこうだ」と思っていても、事実を元に検証し、客観的にも判断することで、思い込みは無くしていけます。

慢心とは、根拠もないのに自信を持つこと。

成功したり調子が良い状態が続くと、人はつい慢心しがちです。

「こんな感じでいいだろう」

「この程度でいいだろう」

慢心の気持ちでいると現状に満足し、成長が止まってしまいます。

理由も根拠もなく、勝つために必要な準備もせずに勝負に臨んだ場合、負ける可能性が高くなってしまいます。

結果を出し続けている人には、慢心という気持ちはおそらくないでしょう。

自身の心理状態を把握し、今までの成果も成功も通過点だと考える。


情報不足とは

相手に関する情報だったり、

戦いの環境や仲間の状況だったり、

行き詰った時にどう行動すべきか判断する材料だったり、

関係している全ての情報が不足している状態です。

情報が十分でない状態だと、感情や思いつきで行動することになり負ける可能性が高くなるということでしょう。

孫子曰く、「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」ですね。

彼とは敵のこと。

敵を十分に知ることに加え、自分の状況についても知っていれば、百回戦っても危険に陥ることはないということです。

人生は小さな「今」の積み重ねと考え、常に勉強と精進を心がけたいですね。


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山口 貴史

大阪市平野区出身の柔道整復師 学生時代はガッツリ野球にのめり込んでいました。 接骨院を閉めて出張専門として新たな道をスタート。 大阪市内を中心にどこへでも行きます! お役に立てることを書いていければと思っています。

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