選手を殴ってもうまくならないのになぜ殴るのか?

野球

中学の野球チームで殴られたことがありました。

ショートを守っていた時です。
1アウト ランナー一塁でピッチャーゴロ、
ゲッツーでチェンジになる場面。

「ゲッツーの時はベースを踏むんじゃなくて蹴るようにするといい」
という教えのもと
ピッチャーから送球されたボールを捕り
一塁に転送しました。

「セーフ!!」

2塁審判が叫びました。

ベースを蹴る時に空振りしてたのがバレてたようです。

チェンジになりベンチに帰ると往復ビンタが飛んできました。

叱られる理由はわかります。

僕が悪い。

でも、
「殴られてもうまくならんのにな」とは思ってました。

ハングリー精神?ではないですが
殴られたら悔しいんで
「今に見とけよ、もっとうまくなったるからな」と思っていました。

殴る人はそこに期待してるんでしょうか?

でも、だいたい残るのは痛みと恐怖心だけですからね。

ミス=殴られる
になると思い切ったプレーはできないし
萎縮して動きが悪くなる。
何もいいことはない。

次に同じ場面がきたらどうするか?を教えてあげるのが指導者の役目なんじゃね?
と思う今日このごろです。


The following two tabs change content below.

山口 貴史

大阪市平野区出身の柔道整復師 学生時代はガッツリ野球にのめり込んでいました。 接骨院を閉めて出張専門として新たな道をスタート。 大阪市内を中心にどこへでも行きます! お役に立てることを書いていければと思っています。

コメント