「ケガのリスク回避」と「楽すること」は全く次元が違う

ダルビッシュ投手。

ツイッターで発言することが多く
おもしろいなと注目しています。

特に興味があったのは
大船渡高校佐々木投手の起用についての問題。

張本さんが番組内で
「最近のスポーツ界で私はこれが一番残念だと思いましたよ。32歳の監督で若いから非常に苦労したと思いますがね、絶対に投げさせるべきなんですよ」
「ケガを怖がったんじゃ、スポーツ辞めたほうがいいよ。みんな宿命なんだから、スポーツ選手は」
「苦しいときの投球を体で覚えてね、それから大成したピッチャーはいくらでもいるんだから。楽させちゃダメですよ」

という発言をされた。

ダルビッシュさんの投稿にリプライしたものには

「見たいというだけで、投げさせるなんてやめてあげてほしいです」という意見に対して
「自分ほど酷使をされなかった強豪校のピッチャーはいないと思います。2週間キャッチボールすらしていない時もありましたし、先発も県大会、東北大会共に準決勝からという感じでした」と肩の消耗が少なかったという東北高校時代の実体験を明かしていました。

と記事にありました。

私立だからそんなことができる、
公立だからできない
という議論は置いといて、

張本さんの発言で残念なのは
「ケガのリスク」と「楽する」を
「=」で考えていること。

プロ野球選手の中にも
痛みを隠してプレーし続けている選手は
たくさんいます。

指導者であればケガのリスクは回避してあげないと
と自分は思います。

だって、自分が親だったらもちろん甲子園には行ってほしいですけど
プロに行きたい!
という意向があるならケガなく行かせてあげることが大切ですし、
「ケガなく育てる」ってすごく大変なことだと思います。

なのでこの監督さんの決断は
良い判断だったんじゃないかな?と思います。

甲子園は最大の目標であり
場外人生においては通過点でもある。

投手分業制、
夏の大会の日程変更、
などルールとして
負担をかけないようにする。


1人に負担がかからないような
チームでの決め事を作ってもいいと思います。

今時の若いもんは・・・
ではなく
今時の若いもんが
のびのびできる環境を作れるようにしたいな、
そう思います。




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山口 貴史

大阪市平野区出身の柔道整復師 学生時代はガッツリ野球にのめり込んでいました。 接骨院を閉めて出張専門として新たな道をスタート。 大阪市内を中心にどこへでも行きます! お役に立てることを書いていければと思っています。

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