投手は打者から学び 打者はバッテリーから学ぶ

野球

稲尾和久さんは
「ツーアウト満塁フルカウント3-2(3ボール・2ストライク)の時には何を投げますか?」
と聞かれた時に
「アウトコース低めのストライクからボールになるスライダーを投げる」
と答えていたそうだ。

理由は「100%空振りしてくれるから」

14年で276勝した名投手がそういった考えで投げていたことを
打者は考えると練習方法にも工夫が出てくるんじゃないかと思う。

現中日の松坂さんも
横浜高校時代、優勝を決めた最後の決め球はアウトコースのスライダー。

一方打者は
ランナーの状況やアウトカウントで変わってくるでしょうが
フルカウントになると
ボール球でも振ってしまう選手が多く感じます。

追い込まれたくないから早めに打ちにいく。

と、いうことはバッテリーは
早めのカウントでは厳しく攻めて打ちづらくすればいい。

バッターは打者有利になるには
どういう攻撃がいいのか?
を考えて練習するといい。
自分の持ち味を生かして。

僕はなんとかバットに当ててファールにするバッターだったので
・凡打でも球数をたくさん投げさせる
・いつでもセーフティバントをするぞという動きで揺さぶることが
嫌がられるだろうと思ってやってきた。

打たれることよりも嫌がられることは何か?

そんなことを考えるには
バッターはバッテリーから、
投手はバッターの心理を学ぶといい、
そう思います。


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山口 貴史

大阪市平野区出身の柔道整復師 学生時代はガッツリ野球にのめり込んでいました。 接骨院を閉めて出張専門として新たな道をスタート。 大阪市内を中心にどこへでも行きます! お役に立てることを書いていければと思っています。

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