泥まみれノックは日本式精神野球?日本とアメリカの練習に対する意識の違い


野村監督が南海の監督をされている時
ブレイザーという現役時に守備がうまかったコーチを採用したらしい。

データや基本を重視した「シンキング・ベースボール」を日本球界に導入して大きな影響を与えた功労者です。

ブレイザーコーチは選手に対してずっと正面のノックを打っていたそうです。

シビレが切れた野村監督は
「いつになったら左右に打つんだ?」
と聞いたそうです。

するとブレイザーコーチは
「ノー!
正面のゴロが完璧に捕れるようになるまでは左右には打たない。」
と答えました。

正面のゴロが完璧に処理できる、つまり基本的なことができるようになったらあとはダッシュ力さえつけば左右のゴロは捕れる。

「内野手がユニホームを泥だらけにしてヘトヘトになるまで受けるノックは
体力をつけることになっても守備の練習にはならない。
大切なことは選手がベストコンディションにある時に教えなければ効果はない。」

と言っていたようです。

どうでしょう?

僕はプロならこれで良いかなと思います。
理由はある程度カラダができているから。

でも、高校生であれば
左右のゴロの練習はしてもらいたいなと思います。
いろんな経験をカラダで体感してほしいから。
ただ、その場合は根性式ではなくベストコンディション、
なおかつ少ない数球ですけどね。

実践練習も大切ですけど
僕がコーチングスタッフになったら
カラダの使い方を伝えたいと思っています。
高校生は発展途上、成長段階だから。
ケガの予防にもなるしパフォーマンスアップにも
繋がりますからね。

そこは技術うんぬんよりももっと根本的ところ、
基本だと思います。
そこはブレイザーコーチと同じ考えです。

もっとやりたい!もっと練習したい!と選手自身に思ってもらうには
どのように導いたらいいのか?
気合いだ、根性だの時代じゃなくなってきてるし
野球が好きで楽しくて仕方ない選手になってほしいと思う気持ちは
ぶれることなくやりたいなと思います。


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山口 貴史
昭和59年11月5日大阪市平野区出身 柔道整復師 経営していた接骨院を閉院し新たな道をスタート。 将来はトレーニング、コンディショニングの面で高校野球に携われたらいいなと思っている野球好きのおっさんブログです。
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